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睡眠不足は太りやすい

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寝ている時に起きている「カラダにいいコト」

目覚めている時に異化作用(外から摂取した物質を体内で分解する過程)が起こり、睡眠時は同化作用(外から摂取した物質を合成する過程)が活発になると言われ、免疫力、骨、筋肉の成長や再生が促され、ホルモンバランスも安定します。

つまり、眠ることで身体が再生され、若さが保たれているのです。

 

寝ない日が続くと…

では逆に寝ない日が続くと身体にどんな変化が現れるのでしょうか。

24時間一睡もしない状態が続いた直後は、脳に送られるグルコースの量が全体で6パーセントも減るという報告があります。

グルコースは脳のエネルギー源。

思考力やパフォーマンスが低下してしまいます。

寝不足の時に、キャンディやドーナツなどの甘いもの、スナック菓子といったでんぷん質を食べたくなるのはこれが原因です。

脳内からグルコースが減少すると、身体はできるだけ早く脳にグルコースを送って生き延びようとします。

狩猟採集時代に生きた私たちの先祖にとって、脳の働きが鈍ることは、捕食者の攻撃による死や、必要な食料を確保するための狩りや採集といった能力の著しい低下を意味しました。

 

グルコースの減少は均等ではありません。

睡眠不足になると、頭頂葉と前頭前皮質のグルコースは実質12~14%失われてしまいます。

前頂葉と前頭前皮質は、善悪の判断を付けるときなどに一番必要になる脳の領域です。

夜更かしした翌日に、「ちゃんと頭が働いていれば絶対にしなかったようなまずい判断をした」経験はきっと誰にでもあるはずです。

 

前頭前皮質の機能が衰えはじめると、その機能を回復させようと人は高カロリーなものに手を伸ばし、食べ、そして後悔してしまう、という連鎖に陥ってしまいます。

賢い眠り方を身に付け、健全な選択を行えるような状態に持っていきましょう。

 

参考文献:ショーン・ティーブンソン著 『SLEEP 最高の脳と身体を作る睡眠の技術』